2012年12月25日火曜日

この番組を見たら、日本の程度が分かります。


池上彰さん。
政治や経済を分かりやすく解説なさる方ですよね。
先日の選挙特番の、ぶった切り。
並みいる政治家にギャフンギャフン言わせまくりの毒吐きまくり。
いや〜、痛快でしたね。



そんな池上さんの、解説番組が、先日またやってました。
僕、奈良テレビで見たので、他の人とは日程が違うかもしれません。

ま、通りがかりだったので、全部見たわけではないけど。

内容は、、、
海外テレビ局の支局が日本から減ってるんですって。
やっぱり、中国へ移転してるみたい。

そんな寂しい中、トルコのテレビ局は新しく日本に支局を設けてくれました!
トルコ親日、いや〜うれしい!
みたいな感じですかね。

あと、世界の意外な場所での日本ブームなんかもご紹介されていました。
目立たないけど、とても親日の友好国の紹介とか。そんな企画。

教育的にも大変よろしい、凄くよくまとまった番組で、とても好感持てるんですが。
なんか、違和感があるんです。

なんだろう、この、日本じゃない感じ。
でも確かにある概視感。

あ!そうだ、韓国だ。

少女時代見たさに、時々韓国のテレビ番組を見るんですが。字幕でね。
こういう番組ちょいちょいやってるんですよ。

韓国の文化が世界に受け入れられていますとか、
韓国の人道援助で助かっている命がありますとか、
で、その人たちをスタジオに連れてきて少女時代に対面→大感動。みたいなの。

あ、あなた。今、「けっ。」って思いました?
でも、池上彰の番組も、そのテイスト入ってるんですよ。

日本が80年代にベトちゃんドクちゃん手術なんかで、恩着せがましくニュースに取り上げていたあの感じ。
その後のベトちゃんみたいな感じで、毎年読売テレビが取材に行って、カメラが追いかけ回す的なあの感じ。

21世紀に入って、まだやってるんだ。って思いました。
いや、正確には、また、こういう時代に戻っちゃったんだ。って感じでしょうか。

これまで日本は一等国って前提、空気感があったので、こういう独善的な企画って本当に少なくなってきてたんです。
徳光さんぐらいなものでしょう。

それが、あれですね、もう、二等国に転落したのを感じてか、二等国らしい番組増えましたよね。
そのうちミスコンとか、増えるんだろうか?

そういう目で見ると、コーヒー飲みすぎたときににた、あの胸がムカムカする感じ。ああいう嫌気を感じてしまいます。

なんだか、むなしいよね〜。

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