ライダーはへっぽこですが、最強の街乗りと言われるこのバイク。
お陰さまで、大変役に立っています。
250ccとはいえ、一般道では僕にはじゅうぶん過ぎるぐらいのパワーです。
それでいて、自転車より一回り大きい程度の車幅感覚。
操作がヘタでも立ちゴケしない軽さ。
高速道路で地味に役立つカウルとスクリーン。
初めての中型バイクとしては、これ以上ないパートナーです。
気に入っています。
しかし、誰もが指摘する弱点が一つあります。
スリム過ぎるスタイルと引き換えなのか、長時間乗っていると、お尻が痛くなりやすいんです。
国内モデルだけあって、背が低い人でも足付きが良いようにと、シート巾が狭めだったりします。
しかも角ばってるので、どうしても、内股あたりに体重がかかります。
おまけに、シートはやや前傾。
そのため、体重以上に負荷がかかりやすいのかもしれません。
なので、体調がよくても、こまめに休憩を取らないと、お尻がもたない事があるんです。
まあお尻が痛くなるので、一時間に一回休憩取れば良いじゃないのっていうのが本当の答えなのかもしれませんが、日帰り600kmとかだと、痛みが積もり積もって、だんだんイヤになってきます。
ってことで、対策。
バイクのお尻対策と言えば、ゲルザブ。
荷重を分散するゲルが入った座布団だからゲルザブ。
これで痛みが50%減。って感じです。
痛み半減で、普通は満足するべきでしょうが、変なところで凝り性な私。
さらに痛みの半減へ挑戦しました。
バイク・ザ・シート。
分厚い四角のスポンジ座布団なんですが、これがかなり良い仕事しとります。
本当に、お尻が痛くない!
いつもなら、乗車してから30分過ぎたあたりから、お尻休憩をどこで取ろうか考え始めてたのが、気がついたら一時間半乗ってました。
内股の痛みより、体力と相談して休憩するって感じです。
これが本来あるべき姿なのかと、妙な感動を覚えました。
バイクの尻痛でお悩みの方は、超絶お勧めデス。
ただ、モノがブ厚いので、車高は上がります。
足が届くギリギリのバイクにお乗りの場合は、ちょっと大変かもです。
VTRの場合は、両足ベッタリ着くので、むしろ高くなっていい感じ。
乗車姿勢も、前傾が取りやすくなったり、逆にメリットを感じています。
念には念をと、今まで痛みを感じていた内股部分にクッションパッドと付けてみます。
外観はずいぶん残念になりましたが、乗車中は自分の体で隠れるから、まあ、いいかな?
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