2012年12月21日金曜日
監督の再手術
スポーツクラブと闘病とは、なかなか結びつきません。
ましてや怪我ではなく病気。
それもガンとは縁がないように思います。
世界最高といわれる強豪チームとなると、なおさらです。
FCバルセロナ。
ここにでガンと戦いながら激務をこなしている男がいます。
ひとりはエリック・アビダル。
フランス代表のDFとしても有名な選手。
なんとすでに、肝臓がんの手術から復帰。
一流のアスリートとして、ガン手術からレギュラー復帰ってかなり珍しいんじゃないでしょうか?
そして、今はガンの再発に伴う肝臓移植後の再復帰のため、トレーニング中。
肝臓移植ですからね。
生きてるだけで儲け物でしょ?
そこから復帰なんて、夢物語な訳ですよ。
しかし、先日医療部から、復帰の許可が。
奇跡って起きるんですね。
そしてもう一人。
当時バルサの監督はグアルディオラ。
そのアシスタントコーチのティト・ビラノバ。
耳下腺のガン(奥歯のあたりの唾液を作る器官だそうです。)のため、緊急手術。完全に復帰するまで3ヶ月ほどかかりました。
そして、闘病中にチームの戦績は急降下。
昨シーズン優勝を逃した原因は、ビラノバの不在期間中の戦績だったと言われています。
そして、グアルディオラの退任に伴い、今季から監督についたビラノバ。
なんと就任以来、リーグ戦15勝1分け。無敗です。
相撲だったら全勝優勝です。
ビッククラブで、コーチからの昇格人事も珍しいですが、きっちり成績を出すとなると、もっと珍しい!
しかも、リーガ史上最高成績。
そりゃあ、ほぼ全勝なんだから、これ以上の成績はありません。
しかし。
好事魔多し。
監督の耳下腺ガンが再発。
緊急再手術らしいです。
以前に手術をした時も、プジョールを肩車するぐらいのガッチリ体型だったのが、やせ気味になったんだから、体への負担は相当なものだと思います。
今回手術しちゃうと、ガリガリになるんでは?
クラブ、本人ともに、早期復帰に向けてスケジュールを組んでるみたいです。
しかし、監督業という激務が病を悪化させてるのなら、これは休むしかない。
わずか半年ですが、あなたは既にレジェンドです。
復帰するにしても、一ヶ月とか無茶な事言わないで、一年計画でじっくり経過を見てほしい。
アニモ!ティト!!
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