2013年1月27日日曜日

台湾の畳屋さん


参加者全員が口を揃えて

「地獄」

と言いきる、恐怖の台湾合宿ですが、
合宿の合間を縫って見に行った場所が三カ所あります。
そのうちの一つが畳屋さん。

そうなんです。
植民地時代の名残で、台湾にはわずかながら畳文化が残っているんです。

いや、ある意味、ほぼ消滅したと言っても良いのかもしれません。
既存の畳文化が消滅したうえで、ネオジャパネスクの一つとして再ブーム。
若い人や上流社会の人が取り入れてる。って感じなのかもしれません。


で、畳屋さんは二件伺ったんですが、今なお、手作業で作っておられました!
これは凄い。
仕上がりを機械のせいにしていた私たちには、頭ガーンの衝撃です。
しかも、技術的にもハイレベル。
座布団代わりに、ミニ畳を使う習慣があるらしいのです。
たぶんね、仕上がりで負けてる畳屋さん、結構あると思うよ。


もう一件伺った畳屋さんは、手作業の工房と、機械縫いの工場と二カ所。
従業員さんも5人。
結構忙しいじゃない!
たぶんね、仕事量で負けてる畳屋さん、結構あると思うよ。

いや〜、正直工場見学とか嫌いです。
ナメてます。
アホらしいとさえ思ってました。
おれ、工房マニア違うし。

しかし、しかしですよ、しかし、
今回はテンション上がりまくりました!
これだけ元気かつハイレベルにやってる畳屋さんが、史上なんて存在しない(に、等しい)台湾で頑張ってるんだから!
我々が何を言っても、言い訳でしかないですよね。

伺ったメンバーみんな大興奮で、職人さんと記念撮影。
ほんっとに、エネルギーをもらいました!

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