2013年3月3日日曜日

さっぶ〜い開幕戦


昨日からJ1は開幕ですよね。
昨年J2に落ちてもおかしくなかったセレッソは。
奇跡が起きてなければJ2だった新潟と開幕戦。
ある意味J2(かも知れなかった2チーム)の開幕戦ですw


で、セレッソは開幕戦が超苦手。
とくにクルピが監督になって以来、開幕戦はほぼ調整試合。
まだフィジカルができてないばかりか、監督すらブラジルでバカンス中ってシーズンが多かったぐらいです。
そんなラテンなチーム管理がたたり、14年間も開幕戦で未勝利らしいです。

ということは、新潟は開幕3ポイントの大チャンス。
新しい象徴:田中達也に自信を与えて、J1でやって行ける!という上昇ムードにチームを載せる、またとない機会です。

典型的な日本人監督の柳下さんですから、当然開幕に向けてコンディションじゅうぶん。
セレッソを想定した守備練習もバッチリで、奪ってから両サイドバックの裏を狙うカウンター練習もみっちり。
、、、というトレーニングの成果を感じさせる試合運びでした。

特に中盤のつつき方は、さすが柳下さん。
セレッソに全くボールを回させません。
田中を経由したカウンターも、セレッソの弱点を
(クルピが好む、異様に高めに設定されたサイドバックの裏を)
なんどもついていました。
11番の外国人FWも動きの質は非常に高かったです。

ですが、シュートが全然入らない。
田中は「負傷してるのか?」と勘ぐってしまうぐらいにゴール前でおかしなキックを繰り返し、
何度もチャンスに絡んでた11番も、エリア内どフリーでも田中を探す、シュート打たない君でした。
試合としては、前半で0-2新潟の勝ち。って感じでした。

とにかく体が重いセレッソ、コンビネーションはグダグダで、あらゆる局面で新潟の選手に走り負けていました。

森島ー香川と続く、セレッソ黄金の8番を背負った柿谷も、相変わらずのオツムの弱さを露呈し数的優位を作ろうともしません。

雪がちらつく寒空と同じような、お寒い試合が80分繰り広げられたあと、ようやく試合は動きます。
横山アウト扇原イン
移籍騒動でスタメンから外れている扇原ですが、
46分ブランコ、64分杉本とともに、ようやくフルメンバーがピッチに揃いました。

そして、扇原が入ってからというもの、全く別のチームになるセレッソ。
オツム不足の柿谷が、ようやく頭を使った縦の動きを始めてからは、ゴール前でスペースができ始め、途中出場のブランコ、杉本が、どんどん前を向いてボールを扱い始めます。

10分で3~4回のビックチャンスの後、得点を決めたのはスター柿谷。扇原のロングパス一発で、オシャレなループシュート。
さんざんファンをやきもきさせた後、終了2分前で勝負を決めるあたり、千両役者ですな〜。

勝てる。
確実に勝てる試合を落とした新潟。
セレッソ対策も、80分までは、ほぼ完璧に機能してました。
記録ではシュート数15本。
ゴール前のチャンスで言うと、「決めないと!」ってのが10本はあったと思います。

残留を考えたら、この試合は非常に悔しかったと思います。
それでもマナーのよろしい新潟サポご一行。
勝手なイメージですが、例年昇格争いで苦しんだチームって、ファンも謙虚で礼儀正しいような気がします。

いや〜、いいチームなんだから、残ってほしいですよね〜。
途中から新潟を応援してしまっていた、空気を読めない私でしたw

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