旅行ってのは、行く前にあれこれ考えるのが、一番楽しいですよね。
かといって、あれこれ予定を詰めまくると、やたら過酷で自由がなくってね。
しんどいだけでツマラナイ。そんな事にもなりかねません。
なので、基本的に旅先でやりたいアクティビティは、一日一個まで。
半日予約のプログラムで遊んだら、残りの半日は自由行動。
我が家ではこれがしっくりきています。
で、みんなでやるアクティビティとして、ハワイと言えばこれ。
イルカちゃんです。
シーライフパークという、水族館というより、海洋生物の保護を訴える施設で、イルカと触れ合えるんです。
当然イルカショーもやってますが、見てくださいこの景色。
青い空、水平線、まさに絶景!
この景色をバックにショーが出来るなら、そりゃ盛り上がりますよ。
景観って大事なんですね。
日本の水族館だと、ステージを広くとって、屋根やらドームやら設備をつける方向に話が行っちゃいます。
イルカが主役なんだから、実はステージも屋根も壁もいらないんだ。
これには目から鱗でした。ええ。
そしていよいよ、イルカちゃんとご対面です。
写真のように手(?)をとりあったり、顔を寄せあったり、背中をなでたり。
あと、えさを食べさせたり、水をかけあったり。
ってな感じで、ふれ合いタイムを満喫します。
プールの水温は冷たかったけど、子どもは大喜び。
連れてきて良かったっす。
そして、対面したイルカちゃんは、世にも珍しいウォルヒン。
クジラとイルカのハーフだそうです。
歯の本数がクジラ(44本)とイルカ(88本)の中間(66本)だったり。
姿もハーフらしく、お互いの形質を引き継いでいます。
へぇ〜、そういうこともあるんだ。
他にもアシカだったり、海洋生物の展示を通じて、絶滅危惧種への理解を深めてもらおうというこの施設。
帰る頃には、イルカを食べるなんて許せない!とすっかり感化されちゃう我が愛妻。
気持ちは分かるが、和歌山のイルカ肉の輸出先はアメリカだという事は、みんなあんまり言わないよね。
そういう複雑な問題を抱えながらも、施設は運営されてるんですね〜。
表の華やかなショート、裏の乱獲問題。
イルカを通じて色々勉強になりました!
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