2013年4月6日土曜日

4000m上空から飛び降りてみる。


実際、高いとこ怖いわけですよ。
屋根に登るの、苦手なんですよ。
1mの脚立とかだと大丈夫ですが、基本的に足がすくむタイプです。

昔、中之島祭りで、5mも10mもあるような、単管オブジェを作るお手伝いをした事がありますが、それ以来ダメですね。
鳶職の人と一緒だったんですが、命知らずなあの人達とふれあって、余計に高いところが怖くなってしまいました。

一方でですね、高いところに登る。
それもそこから落ちてみるってのは、人類にとってとてもスペシャルな事なんです。
だって、人間落ちたら死にますからw
人間文化の英知を結集させて、死なないように出来てるから、チャレンジできる一大事業なんですわ。たぶん。

なので、成人の儀式としてバンジージャンプを取り入れてる文化。
あれも分かる気がします。日本人でよかった。って正直思いますけどw
まさに死と隣り合わせですからね。色々得るものもあるんじゃないかと思います。

そんなわけでスカイダイビングです。
14000フィート(4200mちょっと)といえば、世界最高高度だそうです。
大げさに言うと、宇宙に近いと言ってもいいんじゃないでしょうか?


ドライバーのおじさんが、脳みそも意識も吸われます。っておっしゃってました。
高いところ、苦手なんですけどね。
いま、想像しただけで、手に汗が出てきますし、若干脈も速くなってます。
それぐらい嫌いなんですけどね。
落ちてる間、何が見えるのか、知りたかったんです。

で、ハワイに着いた次の日、朝の早くから行ってまいりました。
一人でダイブするかと思ったんですが、インストラクターと二人羽織状態で飛ぶんですね。
そりゃそうだ、素人が一人でダイブしたら、死ぬわなw

インストラクターのおじさんは
「デッカイ チン◯ン ダイジョウブ〜。」
とか訳分からない事を叫んでリラックスさせてくれています。
てか、そんなイカれオヤジに命預けて大丈夫か?


そして、飛行機はありえない角度で上昇して行きます。
14000フィート、ハンパないっす。

そして降下。
うわっ、ホンマに落ちるんだ。
とか考えている間にダイブ!
うわ、やめろって。落ちるだろう、あぁぁぁぁっ。


4000mからのダイブは、、、息が出来ません。
もの凄いスピードで落ちるので、風圧がハンパないです。
顔が歪みます。
むしろ呼吸が出来ずに死ぬんじゃないかと思いましたw


そしてパラシュート。
開いた瞬間一気に耳きーんってなります。
ある意味それで死ぬんじゃないかと思いました。

ここからはゆったり(といっても凄いスピードで落ちてるわけですが。)
空の散歩です。
パラシュートの操作もさせてもらえるんですが、結構ぶんぶん回れます。
そして怖いです。
むしろ、高いところが怖い人にとっては、このパラシュートの時間が怖いかもです。
最後は無事に着陸。
いや〜、足ガクガクでした。


実際、あれですわ。
死ぬかと思ったとは、このことですね。
もちろん高所恐怖症が治るなんて事は、あるはずもなくw
また、日常は続いて行くんですが。

でも、まあ、死ぬかと思ったって言う想いを、作為的に経験するにはいいチャンスだと思いました。
一生に一回ぐらいは、やってもいいと、思いますよ!

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