2013年5月10日金曜日

バルサ、世界史上最大の敗戦。


あの惨劇から一週間が経ちました。
チャンピオンズリーグ準決勝。
二試合のトータルスコア、7-0。
FCバイエルンとFCバルセロナ。
今年のドイツ最強チームと、この大会の優勝候補。
ずいぶんなスコアになったものです。


準決勝で七点差というのも、もちろん前代未聞。
世界史上最大の大敗です。

ここまでコテンパンにやられたんだから、あとは何も残らない。
切り替えて、来期に向けて頑張ればいいじゃないですか。
しかも、国内リーグは、優勝はほぼ決まっている状態です。
チャンピオンとして、また仕切り直しです。

と、いう前向きな考えが出来ないバルセロニスタ達。
あの、レアルマドリーを押さえて、リーグ戦ブッチギリの優勝を決めようとしている現実を見ないで、7-0の大敗を悲しむばかり。
今年の前半戦。つまり、監督が療養に入るまでは、13勝1分けという世界最高の数字を上げたチームに、不満が向けられています。

今季チームが崩れた理由は非常に明確です。
監督が療養に入っている数ヶ月の間、選手のローテーションを止めてしまった事。
一部の主力選手に負荷がかかりすぎた結果、重要な春先にコンディションのピークを持っていけなかった事。
そして、何より、メッシが負傷で抜けた事です。

メッシがいないときに、チーム力が落ちるのは問題だ。
という、議論があるんですが、何を言ってるんでしょうね。
世界最高の選手がいる時と、いない時。
チーム状態が同じはずないじゃないですか。

いてもいなくても、チーム力が変わらないような選手だったら、
世界最高の選手とはいえないでしょう。

このチームで変えなきゃいけないとしたら、そのネガティブな雰囲気でしょう。
選手も替えるとしたら、控えの層。

今の戦術でマスチェラーノがセンターバックをやってるのは、やっぱり異常事態です。
ビックマッチで先制点を食らってるシーンのほとんどが、彼の「ミッドフィルダーらしい軽い守備」が原因になってる事を、もうちょっと深刻に考えた方がいいと思います。
生粋のディフェンダーが足りてないですよね。

そして、セスク。
いくら中盤に人が余ってるからって、
いくらセスクが走り回れるタイプだからって、
いくらテクニックがあるからといって、
前線で使うのは、あまりにもかわいそう。
本来は中盤で起点になれる選手なんだから、もう一列下げて起用してあげて欲しいです。

この辺のバランスさえ改善すれば、スーパースターとか、カネのかかる選手とか、いらないと思うんですけどね〜。

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