2013年5月8日水曜日

Adobe製品、箱売り終了。定額制に。


アドビの製品。
要するにプロ向けのソフト達です。
フォトショップとかイラストレーターとか。聞いた事ありません?
デザインや画像が関係する全ての業界で必須でした。
電気屋さんのアプリコーナーでも、大抵置いてるんじゃないでしょうか?


他にもホームページ制作ソフトとして定番の、ドリームウェーバーやフラッシュ。
テレビ局では標準といっていい動画編集アプリのプレミア。
あと、そうそう、誰もが使ってるPDFファイルを編集するソフト、アクロバットもですね。
まあ、あらゆる業界で中心的なソフトを扱ってる、巨大企業です。

まあ、プロ用ソフトなので、一本10万円ぐらいします。
アクロバットは四万円かな?
単品で全部買うと、100万円越えてしまうので、お得なパッケージが用意されています。
マスターコレクション、約35万。
ははは〜。高いわ!

と、いままでは、ここで話が終わってたんですが、来月から制度が大きく変わります。
まず、店頭販売のパッケージ商品は、現行バージョンで開発終了。
今後は(事実上)ダウンロード販売のみとなります。

しかも、セットの売り切りじゃなく、月々利用料を払う定額制になります。
上記のマスターコレクションを使いたい人は、月5000円。
要するに、ケータイ代と同じ感覚でしょうか?
で、定額を払うと、常に最新版が提供されるそうです。
契約期間中は使い放題。

さらに、すでにAdobe製品を使ってるユーザは、月3000円に。
一年間限定らしいですが、これだと年額36000円。
マスターコレクションの10分の1といわれると、妙に説得力があります。

いままでソフト代も高額なうえに、バージョンアップのたびに、何万円とかかってたんですから、これはいいかも!
アドビにとっても、毎月変動なく売り上げが入ってくるし、海賊版を一掃できるという巨大なメリットがあります。
そして恐らく、30日間限定の無料アプリとして販売し、無料期間が過ぎて、使い続けたいというユーザーだけiTunesCardから引き落としが始まる。みたいな方式も可能です。
そうすると、アドビにとってはネックだったMac App Storeにも出店しやすいだろうし、大きな変革になりそうですね。

高額なソフトは、月々の利用料方式で。
これからの流行になりそうですね!

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