2013年6月15日土曜日

聴きたい音楽を探してくれるコンシュルジュアプリ

iTunes Radio。
自分の趣味に合わせて、音楽を流してくれる自分専用ラジオ局。
コンピューターが進歩するなら、きっとここなんだろうな。
あのころ予測した未来が、また一つ実現しようとしています。


日本では様々な権利関係で、スタートするには絶望的に障害が多いこのサービス。
ふと思ったんですが、外圧から国内産業を守りたいんだったら、このややこしい権利関係をいったん特別立法でクリアにして、有線だろうが、SoftBankだろうが、DeNAだろうが、どこでもいいですが、国内企業にやらせた方がいいんじゃないでしょうか?

税金を払ってくれる訳ではないAmazonやAppleにすべての収益を奪われるのがイヤなら、払ってくれる会社に利益誘導するのも、国家の産業投資としてはあり得る話だと思うんですがと、経済学部卒が思いつきで言ってますw

と、話が横道にそれましたが、なんつっても、この国ではこういうサービスをスタートさせるのは、相当困難です。
なので、代替えサービスというか、こういうアプリもいいんじゃないでしょうか?


HABU。
自分の音楽ライブラリーを分析して、「エネルギッシュ」とか「骨太」といったテーマ別に25~100のプレイリストとして用意してくれます。
ライブラリの中から、曲を選んでくれるアプリは過去もたくさん発売されてました。
iTunesのGeniusMixもその一つですよね。
ただ、選曲センスはいたしかたないとして、提供されるプレイリストが少な過ぎて、聞いてて飽きちゃうんですよね。


ところがHABUは少なくとも25、モードを変えれば100用意してくれるので、なかなか楽しませてくれます。
一つ見てみましょう。
僕のライブラリーでは、一番曲数が多く集まったクライマックス。

カーペンターズとホワイトスネイクが同居してるのもある意味凄いですが、しっかり少女時代とIUも混ざっています。
ちなみに「骨太」の選曲はAC/DCとかエアロスミスとか、タイトル通り暑苦しい感じになってますw


で、選曲アルゴリズムは正直良く分かりません。
曲データをサーバーに問い合わせてるだけなら、林ももこのようなインディーズがリストに上がる事はないし。
単にリズムやキーだけで分析してるのなら、IUの最新ミニアルバムCan You Hear Me?の中からリードトラックBeautiful Dancerだけが、いくつものプレイリストに登場するのは不自然です。
いずれにしても、バラバラなようで意外としっくりくるプレイリスト達。

願わくば出来上がったプレイリストを、iTunesのプレイリストとして書き出せる機能とかあれば最高なのですが、
(そうするとUBiOのような音質補正アプリと連携できますものね。)
現状でも、「今日はどんな曲が流れてくるかな?」とわくわくさせてくれます。

しばらくは一軍として活躍してくれそうです。

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