「安かろう悪かろう」でした。
中国で縫製してるから、縫い方がいい加減。
急成長の会社だから、品質管理が未熟。
だから、同じシャツでもすぐにヨレヨレになるというもの。
もちろん、根拠の薄い悪口ですから、
他のスーパーの安物衣料品と明確な差がある訳ではなく。
その後、フリースブームをきっかけに更なる急成長を続けるのでありました。
今はむしろ、その品質より、ブラック企業的な体質を悪口言われてるって感じですよね。
一方で、百貨店に入ってるようなショップさんは、もっとプライドが高いです。
使ってる糸が違う。
縫製の技術が違う。
取り扱う人間のレベルが違う。
だから、品質は比べるまでもなく違う。
なんてことを、おっしゃいます。
こちら、超高級衣料品ってわけじゃあないですが、
それなりにショップ展開してらっしゃるところのトレーナー。
僕の一生の中で、まず、買う事はありませんが、妹のススメでバーゲン時に購入。
あれま〜、5回も洗濯する前に、もうホツレております。
もっと酷いのは、百貨店のショップさん。
僕は奈良県民のくせに、名鉄百貨店で服を見るのが好きなんですが、
そちらの系列店で(場所は大阪)買ったもの。
普段はね、安物ばっかり着てますし、ちょっとしたカッターも
(あ、東京の人がワイシャツって呼んでるアレね。)
南港の直営アウトレットへ押し掛けて買ってます。
僕に取っては数千円のシャツって高級品です。
よほど気に入らないと買いません。
台湾にももちろん持っていきました。
熱海の合宿でも持っていきました。
もちろん箱根にも持っていくでしょうw
だって気に入ってるんだもん。
しかし、このシャツ、着て2回目でボタン全滅。
ボタンを縫ってる糸が全部ほつれました。全部!
マジであり得ないですよ。
愛妻が一つ残らず縫い直してくれたから良かったものの、
俺の出来ない事はたいてい出来るでお馴染みの愛妻ですよ。
こんなん、あの人やってくれなかったら、捨てるしかないですよwいやほんと。
なんかさー、この世の中って1周まわっちゃって、
安かろう悪かろうって言われてる店ほど、最低限の管理は行き届いていて、
「ウチはレベル高いから」ってあぐらかいてる所ほど、実はたいした事がない。
船場の吉兆から始まる「おまえらハリボテ以下やろ」的なムーブメント。
ホテルのレストランで使ってるのが、スーパーの特売品以下のエビカニだったっていうムーブメント。
ええ、これは、まさしくムーブメントです。
いつの間にか、ずいぶん世の中に浸透しているのでは?
なんだか、そんな確信を持ってしまいました。
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